秋の夜は涼しくなり、ぐっすり眠れるはずなのに「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」「朝すっきり起きられない」という声をよく耳にします。実は、秋特有の環境や体の変化が、睡眠の質に影響を与えているのです。
【なぜ秋に睡眠トラブルが増えるのか?】
●日照時間の減少
秋は日が短くなり、体内時計を調整する“メラトニン”の分泌リズムが乱れやすくなります。
●寒暖差による自律神経の乱れ
日中は暖かく、朝晩は冷えるため、体温調節がうまくいかず寝つきが悪くなりがちです。
●秋特有の気分の変化
東洋医学では、秋は「肺」が弱りやすい季節。肺は“悲しみ”の感情とも結びつき、気分が沈みやすいといわれています。そのため眠りも浅くなりやすいのです。
【睡眠改善のためのセルフケア】
●寝る前にスマホを見ない:ブルーライトは眠りを妨げます。
●ぬるめのお風呂に浸かる:体温が下がるタイミングで眠気が訪れやすくなります。
●秋の香りでリラックス:金木犀やラベンダーの香りは副交感神経を優位にし、眠りを助けます。
【鍼灸でできること】
鍼灸は、自律神経のバランスを整え、自然な眠りを取り戻すサポートができます。
特におすすめのツボは――
安眠(あんみん):耳の後ろにあるツボ。寝つきをよくする。
神門(しんもん):手首にあるツボ。不安を鎮め、心を落ち着ける。
三陰交(さんいんこう):足首内側にあるツボ。全身の巡りを整え、冷えによる不眠にも効果的。
お灸でじんわり温めるとリラックス効果が高まり、眠りの質の改善につながります。
秋の夜長を快適に過ごすために、生活リズムを整えるとともに、鍼灸のケアを取り入れてみてください。しっかり眠れることで、秋の食や行事もより楽しめるはずです。
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