熱中症のはなし(2022年8月13日)

 

こんにちは院長岸間です。

毎年この時期

「今年は去年より暑いっ!」

とおっしゃる方続出ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか?

確かに半端ない暑さが毎日降り注いでおります(;´Д`)

 

このブログを見ておられる方は健康にもお気を付けいただいている方が多いので

「そんなん知ってるわ!」

の内容ですが再確認もかねて熱中症とその対策についてお話してみたいと思います。

 

良く知られている部分は箇条書きで

 

高い気温や運動で体温が上昇

→体内の水分や塩分が失われる

→体液のバランスが崩れ

→体に変調が起こる

 

Ⅰ度(軽度)  めまい、失神、筋肉の硬直、大量発汗

Ⅱ度(中度)  頭痛、吐き気、倦怠感

Ⅲ度(重度)  意識障害、けいれん、高体温

 

軽度で意識がはっきりしているなら涼しい場所で首、脇の下、足のつけね、足首など太い血管の近くを冷やしましょう。

中度、重度の場合は病院に搬送した方が良いです。

【対策として】

①日頃から体調を整える(十分な睡眠と食事)

特に暑い時、食欲をなくしがちですが

ビタミンB群の豊富な食べ物を積極的に取るようにしましょう。

豚肉、鮭、うなぎ、カツオ、牡蠣、牛乳、バナナ、納豆など

 

②こまめな水分と塩分補給

ご存知の通り喉が渇いてからの水分補給は遅いぐらいなのでこまめに水分補給して

ひとつまみの塩を同時にとるのも効果的です。

 

③暑熱順化

実は人間って訓練で暑さへの耐性をもつことができます。

「暑熱順化」と言っていわゆる暑さへの慣れです。

もちろん想定以上の高温と運動負荷は危険ですが日頃から

軽い運動で体を暑さに慣らすことも大事なのです。

 

先日知人の息子さんが熱中症で病院に搬送されたそうです。

手足けいれん状態で発見されたそうですがまさに九死に一生を得る出来事でした。

まだ20代の彼でさえこうなってしまうこの暑さ、皆さまくれぐれもご無理ないように

 

 

きしま鍼灸治療院