こんにちは院長岸間です。
初夏のような陽気の日も増えてきましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今日はツボのお話を
ゴールデンウイークも終わりお身体のお疲れに良いツボが
「合谷」と「足三里」です。
合谷は・・・
鍼灸師ならずともよく知られる万能のツボで
●肩こり
●便秘下痢などお通じの改善
●目の疲れ
のほか抗炎、鎮痛、降圧(血圧を下げる)のもよいとされております。
場所は
人差し指と親指の骨が交差するくぼみ部分、やや人差し指側の辺り。
押してイタ気持ち良いところです。
もうひとつの足三里は・・・
かの松尾芭蕉が
「股引の破れをつづり、笠の緒付けかへて、三里に灸すゆるより、松島の月まづ心にかかりて」
と(現代語訳はさておき💧)奥の細道のなかで詠んでおられます。
こちらも万能で定番のツボで
●消化器系疾患
●疲労回復
●下肢の疾患
のほか合谷と同じく抗炎、鎮痛、降圧、養生保健(慢性疲労をとる)に効くとされております。
場所は
スネの骨の外側(小指側)のふちを下から上になぞって止まるところにあります。
👆のイラストの様にお膝のお皿の下から指四本分でもよいです。
二つのツボの探し方ご紹介しましたがツボって郵便番号でありドンピシャではなく
その近くの「あ~そこそこ」ってポイントがその方にとってのツボだと個人的には思います。
そのポイントに
台座灸や
爪楊枝
などでツボ刺激してみてはいかがでしょうか
(衛生面にはお気を付けて)
ではでは皆さまくれぐれもお大事に
お電話ありがとうございます、
きしま鍼灸治療院でございます。